〜第2話 イスとテーブルと私〜

アカサカ「うんせ、うんせ……」

ハッピー「店長、どうしたの、それ?」

アカサカ「ふふふ、よく訊いてくれた。実はな……」


アカサカ「これだぁ〜っ! オフィス用の机とイスに丁度良いのがあったから買ってきたんだ」

一同「おお〜っ」

ハッピー「でもこれ、『部室の机と椅子』って書いてあるけど……」

アカサカ「黙んなさい。で、どうだ?」

ウエスト「ボクはいいと思うよ。今まではリビング用とかオープンカフェ風のイスと机はあったけど、こういうのは無かったもんね」

アカサカ「そうそう。これで少しは事務所っぽいレイアウトも作れるだろ。それじゃあみんな、さっそく組み立てるぞ!」

一同「了解〜っ!」


ハッピー「よいしょ、よいしょ……」

ウエスト「わっせ、わっせ……」

ディケイド「サンダークラッカー、しっかり押さえてろよ」

サンクラ「間違ってオレの手まで切るなよ……(汗)」

〜 そして…… 〜



アカサカ「という訳で……」

一同「完成だ〜っ!」


アカサカ「どう、使い心地は?」

ハッピー「うん、なかなか快適快適♪」

ウエスト「ボクも結構いい感じ♪」

ディケイド「オレにはちょっと小さいな……(汗)」

サンクラ「お前なんてまだいい方だぞ。オレなんか完全に座れねぇよ……ん?」


サンクラ「店長、こりゃ何だ?」

アカサカ「ああこれ? もう一個丁度良い事務机があったから、一緒に買ってきたんだ」

サンクラ「ずりぃー!」

アカサカ「そう言うなって。オレのポケットマネーで買ったんだし」

ハッピー「でも何か納得いかない……!」

ディケイド「けどよ、店長」

アカサカ「ん?」


ディケイド「あんたこれ、どうやって使うんだ? コートが引っかかって座れねえだろ」

アカサカ「あ……(汗)」

ディケイド「そんなこったろうと思ったよ」

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