〜小倉城〜
小倉城は、現在の北九州市小倉北区にあった城で、勝山城、勝野城、指月城、湧金城、鯉ノ城などの別名があります。13世紀中ごろ、紫川河口西岸にあった丘に築かれたと言われています。小倉城・天守閣の全景です。
別の角度から。下に何か写り込んでますが、スルーして頂けると幸いです(苦笑)。
小倉城の石垣です。城の石垣は切り石を使わない野面積みと呼ばれる方法で造られています。
大手門跡。
大手門跡から天守閣を臨んで。
小倉城の入口です。
それでは、今度は城内を見ていきましょう。撮りまくっていたら、滅茶苦茶たくさんになってしまいました。(^_^;)
チケットを買って入城すると、まずはイメージキャラクターの「とらっちゃ」がお出迎えです(笑)。
まず1階は、歴史ゾーンになっています。
ここのエリアは、ポルトガル船の甲板がモチーフになっているそうです。
右手には小倉城下町のジオラマがあります。
小倉城。位置的に、甲板の上(つまり入城客が立っている場所)は、現在は『リバーウォーク北九州』になっています。
城下町。約1,500体の和紙人形で、貿易船から見た小倉の城下町を再現しているのだそうです。
サンタ・マリア号の模型です。かのコロンブスが、黄金の国ジパングを目指して1492年に第一次公開に出発した時の旗艦です。
何か写り込んでいますが、気にしないで下さい(笑)。
ここから先は、石垣の写真や解説、当時の鎧兜などが展示されています。『迎え虎』以外は撮影不可でしたので、写真は有りません。
迎え虎の巨大屏風です。「どの角度から見ても虎がこちらを向いているように見える」というふうに描かれています。モナリザみたいですね(笑)。
隣には迎え虎の解説が載っています。
では、階段を上って2階に行ってみましょう。
2階は城内体験ゾーンになっています。
『御厠(おかわや)』。要するにトイレです。
解説も載っています。つまり、殿様は毎日検便をされていた、という訳ですね。
「島原の乱」の出陣前夜の作戦会議風景をカラクリ人形で再現したコーナーです。
確か昔見た時は、人形が頷いたりしていたと思うのですが、今回見た時は人形が動く事はなかったです。
観光地と言えばこれ。記念撮影用のパネルです。
「古船場町山車」。安政4年(1857年)に建造された物で、高さは4.33メートル、最上端に金の鳳凰を、次に打ち出の小槌、その下に雲を配した蔵鍵と馬簾で飾り付けられています。
大名かご。前後に揺れて、当時の殿様気分が味わえます。……はい。年甲斐もなく、乗りましたとも。
駆け足で飛脚と競争するミニゲームです。
2階の迎え虎と対になっている『送り虎』の屏風です。迎え虎が雄なのに対し、こちらは雌なのだそうです。
こちらは当時のお城の台所を再現したコーナーです。
当時の食材や升などのレプリカ。ちょっとしたクイズも有りました。
休憩所……ではなく、小倉城にちなんだミニゲームのコーナーです。
城下町お忍びすごろく。当時の城下町の豆知識などが載っています。まぁ、一人でやっても面白くないでしょうけど。(^ ^;)
二万石の殿様の、正月の料理です。「正しい料理を膳の上に並べてみよう」というクイズ形式でした(ネタバレ……)。
ちなみにハズレの料理はこちら。白玉のデザートなどはバレバレにしても、玉葱や白菜なども当時食べられていなかった、というのは意外でした。
ちなみに玉葱や白菜が食べられるようになったのは、明治に入ってからなんだそうです。
さらに階段を上って、今度は3階に上がります。
3階には「からくりシアター」があり、アニメ「小倉城ものがたり」と「飛脚の源さん小倉城下町寄り道見聞」が上映されていますが、私は後者しか見た事がありません(爆)。
3階にはそのほか、宮本武蔵と佐々木小次郎の資料なども展示されています。
武蔵と小次郎の決闘の解説。
解説の下には、当時の一般的な刀、武蔵の木刀、小次郎の刀のレプリカが展示されています。
巌流島です。
4階は市民ホールという、こぢんまりとした展示場になっています。
そして5階。展望室になっています。
南側。ここから反時計回りに回っていきます。
写真左側の建物は、北九州市役所の本庁舎です。
東側。画像真ん中の山は小文字山。その下の川は紫川です。
茶色の建物は小倉井筒屋です。下に見えるのは小倉城庭園です。
分かりづらいですが、小倉駅も見えます。
リバーウォーク北九州。小倉城のすぐ隣にあります。
北側はほぼリバーウォーク北九州が景色の大半を占めています。
西側に回って……
若松区方面。
さらに回って……
一周してきます。
北九州の観光ガイド映像もありました。
爪楊枝製の小倉城です。これも5階に展示されていました。
以上、小倉城の紹介でした。
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