〜道の駅フェニックス〜

※注:一部、数年前に携帯で撮った写真を使用していますので、少々画像が荒いですが、ご容赦下さい。

 道の駅フェニックスは、宮崎県宮崎市にある道の駅です。開駅当時は国道220号沿いにあったものの、2008年3月の堀切峠トンネル開通に伴い、堀切峠とともに旧道となっています。
 かつては宮崎交通が『フェニックスドライブイン』として運営していましたが、宮崎市が宮崎交通から施設を買い取り、2004年に「フェニックスドライブインとしての」閉鎖後に整備を進め、2005年4月16日より道の駅として再スタートしました。
 入口ではソフトクリームが販売されていますが、『明日葉ソフト』や『海老ソフト』など、珍しいフレーバーの物も売られています。

 では、道の駅フェニックスを見て参りましょう。

道の駅フェニックスは、日南海岸に面した場所に有ります。
前身となるフェニックスドライブインは、周辺の曲がりくねった道路を直線化した際に出来た土地を宮崎交通が購入して作られました。


名前の通り、周囲にはフェニックスが植えられています。
通常であれば海側にドライブインが建設されるのですが、岩切章太郎の「日南海岸の景色を一企業が独占してはならない」という考えによって、
海側にはフェニックスが植えられ、山側にドライブインが建設される事になったのだそうです。


駐車場の入り口には、青島の神話に登場する山幸彦と豊玉姫を象った埴輪が設置されています。


山幸彦と……


豊玉姫です。


裏手の山から、道の駅フェニックスと日南海岸を見下ろして。
宮崎を離れて、改めてこういう写真を見直してみると、「ああ、やっぱり宮崎って南国だったんだなぁ」と思います(しみじみ)。
建物内部の物産館ではマンゴーやポンカン等の柑橘類、「レモンの味が甘くなる」ミラクルフルーツなどが販売されています。
2階はレストランになっていて、チキン南蛮や明日葉うどん、鶏の炭火焼きなど、宮崎の名物料理の定食を食べる事が出来ます。


3階は展望台になっています。


かつての青島などの様子です。


かつて存在した青島鉄道を偲ぶパネルがかけられています。




道の駅フェニックスでした。


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