第8話−A高熱の悪夢

●ストーリー
 風邪をひいてしまったブラックエクスプレス。そこにユーロが、代わりに作戦を進めるためにやって来る。
 さっそくユーロは、巨大化光線銃を使って携帯電話を巨大化させ、人々を使いづらくした携帯と、着信音による騒音で悩ませる作戦を実行する。だが、そこへうるさすぎて眠れないとブラックが抗議に来る。
 しかしユーロは、自分だけ耳栓をしていたため、ブラックの文句が聞こえない。そこでブラックは耳栓を外すが、騒音に驚いたユーロに突き飛ばされ、噴水に落とされズブ濡れに。
 ドライヤーと間違えて巨大化光線銃をひったくり、体に当てて巨大化してしまう。
 一方JHRは電話会社の協力を得て、騒音騒ぎを収めるが、今度は街中に巨大化したブラックエクスプレスが出現。彼は歩くたびに起きる地響きとクシャミで、街を破壊する。
 ヒカリアン達が駆けつけるが、攻撃が通用せずピンチに陥る。ところが、そこへ正体不明のヒカリアンが出現。ブラックを吹き飛ばすと、今度はウエスト達に攻撃を加え、どこかへと去っていった……。
●今日の一言
「迷惑のかけ方にも美学がある……」(ユーロ)
●一口メモ
・ユーロが最初に巨大化させたのは、ブラックのお見舞いに持って来たフルーツの詰め合わせ。
・笛太郎は買い物中のミナヨに出会い、彼女の携帯番号を聞いていた。ミナヨは内心嫌がっていた。
・ミナヨの携帯の着メロは、374庵のBGM。オリジナルか?
・ユーロはマナーの悪い携帯ユーザー達に対して憤りを覚えていた。
・笛太郎はミナヨへの電話が途中で切れ、機械室でいじけていた。
・ブラックが巨大化したシーンを最後に、ユーロは全く登場しなくなる。
・ドジラス達は、巨大化したブラックのくしゃみで吹っ飛ばされた。

第8話−B謎のヒカリアンX

●ストーリー
 前回、突如現れた謎のヒカリアン。彼は誰も存在を知らないヒカリアンだった。謎のヒカリアンを捜索するのぞみだったが、先にそのヒカリアンに見つかり、攻撃を受ける。
 その様子を見ていたブラックは、「のぞみ達の敵という事は、自分たちの味方。前回作戦を邪魔したのは何かの間違いだった」と結論付け、呆れるドジラス達をしり目に、彼の歓迎パーティを開くことにする。一方、応戦中ののぞみの所にウエスト達が駆けつける。
 ライトニングバードを放つウエストだったが、謎のヒカリアンは傷一つ追わない。そればかりか、なんとバードソードをコピーし、ライトニングバードを放ってきた。
 その後、今度はE4が襲撃を受ける。やはり必殺技をコピーされるE4だが、間一髪でドクターが援護に現れる。姿を消した謎のヒカリアンは、物陰から様子をうかがっていたドジラス達の前に現れる。
 彼を基地に連れ帰るブラッチャー達だったが、彼らも攻撃を受け、吹っ飛ばされる。謎のヒカリアンを前に弱気になるヒカリアン達だったが、そこへブラッチャー達が一時休戦を申し込んで来た。
 手を組んだ両軍は、謎のヒカリアンと交戦中のラピートのもとへと向かう。ヒカリアンは一気に勝負とばかり、ライトニングドラグーンを放つが、あっさりと跳ね返されてしまった。
 しかし謎のヒカリアンは、ウエスト達に反撃することも無く去っていくのだった。
●今日の一言
「奴は本当に敵なのか……?」(ドクター)
●一口メモ
・Xが本格的に登場。トイに近いデザインの本来の姿は一瞬だけ登場し、終始装飾が減ったシンプルな姿である。
・Xは戦う相手の武器と技をコピーできる。
・Xが相手の技を放つ際は、武器を持つ手から、フォームから何まで鏡写しに反転する(サウスポー?)。
・Xの歓迎会の準備をしていたブラックが用意していたサバ味噌(昨日の残り物)は、『超特急』時代からのブラックの好物。他にエビチリとジュースを用意。
・ヒカリアンと共闘したブラッチャー達だったが、特に何をするでもなく、Xが跳ね返したライトニングドラグーンで星にされた。
・で、ユーロは結局どこに行った。

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