第2話−A背中合わせの思い

●ストーリー
 ケンタと知り合ったウエストは、彼と一緒に遊ぼうとするが、ケンタは初めてウエストに出会った時の怖い体験を思い出し、彼の前から無言で立ち去る。
 一方、宇宙船が墜落した空き地に本拠地を構えたブラッチャー達は、新しい作戦に着手。八百屋と魚屋のケンカにヒントを得たブラックは、ケンカをしている人々を接着銃で次々とくっつけていく。
 これで人々はケンカを続け、不幸になるという訳だ。さて、その頃ウエストはめげずにケンタにアタックを続けていたが、そんな彼らもブラッチャー達によってくっつけられてしまう。
 ケンタを庇っているため、まともに戦えないウエストはピンチに。だがそこに、新しい光エネルギーが到着。300系新幹線と合体し、変身したヒカリアンの隊長、のぞみのスカイ・ウォッシャーで、ウエストとケンタは分離。
 ウエストはブラッチャー達を倒す。ケンカをしていた人々も元に戻り、仲直りしていく中、ケンタは「僕に構わないでよ!」と走り去ってしまうのだった。
●今日の一言
「だって、いつも一人なんて寂しいよ。ボク、地球にヒカリアンの仲間が居ないから、分かるもん……」(ウエスト)
●一口メモ
・スグル「次は……ママン・スペシャル」普通にヨーヨーやってるようにしか見えないが。
・ブラッチャー基地があるのは、廃ビルや取り壊し中のビルに囲まれた空き地。宇宙船の艦橋から下が埋まっている。
・ブラッチャー達が最初にくっつけたのは八百屋と魚屋。その後、嫁と姑、サラリーマン二人(脚本によると、専務と常務)、犬と猫、ケンタとウエストをくっつけた。

第2話−B桜散って桜咲いて

●ストーリー
 また二人、新しいヒカリアンのつばさとE4が地球に到着する。一方、ウエストの事が気になっていたケンタは、ついついウエストに会いに行ってしまうが、つばさと話している彼を見て、タイミングを逃してしまう。
 その頃、E4が掃除をしていた桜の公園にブラッチャーが現れる。ブラックエクスプレスは「掃除が大変だと人間は不幸になる」という訳で、花咲爺さんの姿をした人形を使い、桜の新陳代謝を急激に活発化させる。それにより、大量に散った桜の花びらが町中に溢れ出す。
 さらに人形は、それでも掃除を続けるE4に憤慨して、桜の木と融合。巨大な怪物と化す。駆けつけたヒカリアン達も歯が立たず、彼らは怪物の触手に捕まってしまう。
 そこにケンタが現れ、怪物の気を引いて隙を作るが、攻撃を受け、ヨーヨーを壊されてしまう。「よくもボクの友達を!」ウエストの反撃開始。人形は倒され、町は元に戻り、ウエストとケンタは固い握手を交わすのだった。
●今日の一言
「でも、君を、助けられた」(ケンタ)
●一口メモ
・E4は掃除好き。
・花咲爺さん人形は、鼻が起動スイッチ。
・暁美は街に桜の花びらが溢れ出て人々が混乱する事よりも、出前が届かなくなる事を心配していた。
・戦闘中、のぞみは大阪に出張していて戦闘に参加できなかった。
・ケンタは「犬の散歩」で怪物の気を引いた。
・富士見が珍しく格好良い。

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