第1話−Aヒカリアンチェンジ!

●ストーリー
 かつて地球を暗黒化しようとしていたブラッチャール帝国。しかし、それも今や過去の話となり、対ブラッチャー組織のJHRも閉鎖される事になった。
 基地に出前に来たミナヨは、数年前に彼らと過ごした事を思い返すが、突如黒い影が空を覆う。数年ぶりにブラッチャーが地球に来襲してきたのだ。
 地球部隊の親分であるブラックエクスプレスと、その子分ドジラス&ウッカリーは、暗黒電球の黒い光で地球を真っ黒にし、人々を嫌な気持ちにしようとする。しかし、電球は大量でとても三人では配り切れそうにない。
 そこで彼らはたまたま通りかかった地球人の少年、聖橋ケンタに「電気代のかからない電球」だと偽り、暗黒電球を家々に配らせる。ところが電球は不良品で、スイッチを入れた途端に破裂。空は電球から溢れた黒煙に覆われてしまった。
 一方、黒煙が自分の配った電球のせいではと考えたケンタは、高架の上に立つブラックエクスプレス達を発見。しかし、彼らと話している内に、新幹線がやってきた。だが、走ってきた新幹線を避けようとしたケンタは転んでしまい、新幹線に轢かれそうになる。
「助けてーっ!」とケンタが叫んだその時、宇宙から光エネルギーが飛来。間一髪、光エネルギーと合体した新幹線は、ヒカリアン・ライトニング ウエストに変形。必殺技でブラッチャー達を退ける。かくして、地球でのヒカリアンとブラッチャーの戦いが再開されるのだった。
●今日の一言
「ライトニング ウエスト、定刻通り、ただいま到着!」(ウエスト)
●一口メモ
・中学生に成長したミナヨが『超特急』に引き続き登場。今作では、実家は商店街で中華料理店『374庵』を営んでいる。
・ケンタ達のクラスでは、飼育係は敬遠されている。
・ケンタはヨーヨーが得意。
・ミナヨの回想イメージに登場するひかり。今作では、彼は合計3回のみ登場。

第1話−B恐怖のエビチリ

●ストーリー
 JHR本部へとやって来たウエストはミナヨと再会する。その頃、ケンタ達の会話を立ち聞きしていたドジラスとウッカリーは、ケンタの言葉から、人間達の嫌いな物が『エビのチリソース』だと思いこむ。報告を受けたブラックは、早速ケンタを呼んで、宇宙船の甲板でエビチリを作ってもらうが、そこへウエストが現れる。
 おまけに宇宙船は、エネルギーをエビチリを作るための火力に回していたために燃料切れを起こし、さらにJHRからの砲撃によって墜落してしまう。半ばやけくそ気味でウエストに挑むブラッチャー達だったが、またしてもウエストの必殺技で星にされる。
 ウエスト達は、ブラッチャーの残したエビチリを美味しく頂くのだった。
●今日の一言
「そうか、人間達は、エビのチリソースが嫌いなのか」(ドジラス)
●一口メモ
・ヒカリアン達は、地球に来るずっと前からブラッチャー達と戦っていた。
・ケンタはエビチリが嫌い。
・ウエストよ、知り合って間もないケンタに、基地の掃除の手伝いなんぞ頼みに行くなよ。
・ウエストはケンタの住所をミナヨに聞いたようだが、なんでミナヨがケンタの住所なんて知ってたんだろう。
・JHR基地の格納庫にあった迫撃砲は、DD51に押されて移動する。
・迫撃砲はエビチリを作っていた巨大鍋で潰された。

戻る