第9話 出現!巨大UFO

脚本=井上敏樹
演出・絵コンテ=上島 光
作画監督=箕輪 悟
●ストーリー
 最近めっきり大人しいブラッチャー。ヒカリアン達もダレていた。
 しかし、突如街に黒雲が広がり、その中から巨大なUFOが。今までブラッチャー達が大人しかったのは、これを建造していた為だったのだ。
「とうとう総攻撃を仕掛けてきたか!」と緊迫した雰囲気のヒカリアン達だったが、何とブラッチャーは作戦内容を全く考えていなかった。しょうがないので、間をもたせる為にまずドジラスがダジャレを言うが、全然面白くない。次にウッカリーが手品を披露するが、これはなかなか好評だった。
 勢いづいた彼らは、ジャグリングなどの曲芸を始める。面白くないブラックは、自分もハトを出す手品を披露しようとしたが、ハトの捕獲をヒカリアン達に阻まれて断念。そこでUFOを使った巨大猿回しを始める。
 ところが回っているうちにUFOは壊れて火を噴き、あちこちに飛び火してたちまち火災が発生する。ネックスの活躍で何とか燃え広がらずに済んだが、一同は結局ブラッチャーの目的は何だったのだろうと首をひねる。
 一方アジトに戻ったブラックは手品に凝ってしまい、部下達に呆れられるのだった。
●登場キャラクター(太字は初出)
のぞみ、ひかり、300X、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、マックス、ポリスウィン、ネックス、ヒカリアントレーラー、ポリストレーラー、スナイパートレーラー、消防トレーラーブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、テツユキ、ミナヨ
●今日の一言
「何でお前らがウケるんだ! オレ様の立場はどうなる!」(ブラック)
●一口メモ
・巨大UFOの名前は「ブラックサタン」。
・ブラックサタンが出現したのは、四台のヒカリアントレーラーがすっぽり入る広さの公園の上空。
・ブラックサタンの機体下部からスクリーン。
・ドジラスのダジャレは次の通り。
「すき焼き好きや」
「布団が吹っ飛んだ」
・ブラックが猿回しした位で壊れるUFO。そんなんで大丈夫か?
・既に巨大UFOを造った後で作戦を考えるとは、何にしても逆だろ。

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