第6話 登場!ポリスウィン

脚本=井上敏樹
絵コンテ・作画監督=広田正志
演出=日下直義
●ストーリー
 浜名湖までのぞみに乗ってやって来たテツユキとミナヨ。そこへ突然「泥棒!」の叫び声が。追いかけようとしたテツユキ達だったが、のぞみが改札機に引っかかり、逃げられてしまう。
 逃げおおせたと思った犯人の前に現れたのは、新しいヒカリアンのポリスウィン。が、彼は横断歩道を渡れずに困っているお婆さんを見つけ、彼女を助けている間に犯人に逃げられてしまう。ポリスウィンは困っている者を見過ごせないという性格の為、いつも犯人を取り逃がしていたのだ。
 そんなある日、テツユキ達の教室に黒煙が充満。犯人のドジラス達を追いかけたポリスウィンだったが、トラックに轢かれそうになっていたカエルを助け、またしても犯人逮捕に失敗してしまう。
 ドジラス達の狙いは世界中の黒板を黒くしてしまう事だったが、ブラックには「元々黒いもんを黒くしてどうする〜っ!」と怒られてしまう。しかし、ブラックはそれをヒントに今度はチョークを黒くして、授業を出来ないようにするという作戦を思いつく。
 早速計画を実行に移すドジラス達。追いかけたポリスウィンはブラッチャーの姿を見失いかけるが、お節介を焼いたおかげでドジラスの変装を見破り、ついに逮捕に成功する。
 ポリスウィンの初逮捕を祝うのぞみ達だったが、結局ドジラスには脱獄されてしまうのだった。
●登場キャラクター(太字は初出)
のぞみ、300X、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、ポリスウィンブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、テツユキ、ミナヨ
●今日の一言
「青い空なんて、大っ嫌いだ〜!」(ポリスウィン)
●一口メモ
・テツユキ達は何の為に浜名湖まで行ったのか。
・改札機に引っかかったのぞみ「通れない〜!」自分のサイズくらい分かるだろ。
・ポリスウィンのバイザーは、閉じると内部がモニターのようになっている。
・泥棒を追いつめたポリスウィン「愛が無い! 夢が無い! 正義が無い! そんな砂漠の世の中に、はびこる悪をぶっ潰す! 鉄道警察隊ポリスウィン! 只今参上!」よく言ってる間に逃げなかったなぁ、泥棒。
・で、この泥棒は結局どうなったんだろう。
・ポリスウィンがこれまでに逮捕に失敗した回数は53回。
・遙か上空から小さなカエルが見えるなんて、相当目が良いんだなぁ、ポリスウィン。
・ドジラス達、またもブラックに暗黒鉄球の電撃でお仕置きされる。

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