第68話 宇宙植物の襲来!

脚本=荒木憲一
絵コンテ=上島 光
演出=大関雅幸
作画監督=谷口嘉浩
●ストーリー
 ついにヒカリアンの巨大マシン、ビッグワンダーが完成する。これはレールの建設や補修を安全に行う特殊装甲車だ。
 一方テツユキとミナヨはミナヨの父に連れられて、沖縄に一週間旅行に出かける事になった。これを聞きつけたブラッチャー達は自分達も沖縄にバカンスに行こうとするが、そこにシルバーから通信が入る。今回はシルバーが作戦を授けると言うのだ。表に出たブラック達の前には、巨大な球体があり、中からは小瓶に入った種が。
 その後街を黒雲が覆い、同時にのぞみ達を謎のツタが襲う。これは、恐るべき繁殖力で星の命さえ奪ってしまうという悪魔の宇宙植物だった。
 ひかりはのぞみ達の救出に向かおうとするが、ドクターに止められる。その時基地を宇宙植物のツタが襲う。これに対し、ドクターはビッグワンダーを出動させる。
 片や飛行機で沖縄に向かうテツユキ達だが、その荷物室にはブラッチャー達が紛れ込んでいた。彼らは不注意から種を発芽させてしまうが、それに気づかないでいた。
 同じ頃、のぞみはビッグワンダーが救出し、変形に成功する。そこにアンナから通信が。宇宙植物は太陽の光に弱いという。
 上空に向かったのぞみは、黒雲を出すブラッチャーのUFOを見つけ、スターダストストリームでUFOを破壊した。黒雲は消え、宇宙植物の驚異も去ったかに思えた。
 だが、そこにテツユキから「植物の化け物が機内に出現した」という報せが入る。(つづく)
●登場キャラクター(太字は初出、斜体は本編未登場)
のぞみ、ひかり、300X、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、つばさ、マックス、ポリスウィン、ソニック、ネックス、E2、E3、ビッグワンダー救急あずさ、京阪特急、ひたちレッドブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、シルバーエクスプレス、ブラッチャー暗黒UFO、テツユキ、ミナヨ、ミナヨの父、未知アンナ
●今日の一言
「ビッグワンダー、発進!」(ドクター)
●一口メモ
・ビッグワンダーは、テロップでは『ヒカリアンビッグワンダー』と紹介された。
・ビッグワンダーは300Xとドクターの苦心の研究成果。
・初出撃したビッグワンダーは、東海道本線・静岡保線区・第21区天竜川〜浜松間の線路を修復した。
・ミナヨの父の友人は、沖縄でホテルを経営している。
・ヒーヒーカレーのレジ台の横に、34話に出ていたヘビのオモチャが。但し色が緑になっていた。
・ブラッチャー達は16週間基地を留守にしていた。
・シルバーは久々の登場だった為か、名前のテロップ付きで現れた。
・今回もブラックはシルバーエクスプレスを「頭領」と呼んだ。
・宇宙植物の種は小瓶に入っていたが、その瓶はいつもブラッチャーロボが送られてくる時の巨大な球体に入っていた。
・宇宙植物は蠢く青緑色のツタ。赤い斑点が入っていて、輪状の葉がある。
・ヒカリアン達はトレインモードで宇宙植物のツタに絡まれて動けず。
・ビッグワンダーは、ヒカリアンステーションの地下から出てくる。
・ブラックは「六平ちゃんラーメン」、ドジラスは「クイックZ」というカップ麺を食べていた。
・ブラッチャー達の近くにいたネコは、檻の中から小瓶の蓋を開けて種をぶちまけた。さらにその後、ドジラスのカップ麺のスープをこぼして種を発芽させた。
・ドクター「行け、のぞみ。この危機を救えるのは、お前だけだ」他のヒカリアンは?
・巨大な暗黒UFOは、スターダストストリーム一発で破壊された。
・太陽光を浴びた宇宙植物は、しなびて消滅した。

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