第66話 幸せは歩いて来ない

脚本=館 正貴
絵コンテ=上島 光
演出=藤本ジ郎
作画監督=安藤義信
●ストーリー
 鳥取に派遣されるのぞみ達。彼らは三仏寺でおみくじを引いた後、はまかぜの家を訪ねる。
 さて、このはまかぜ、かなり縁起を担ぐ性格で、茶柱が立つと喜び、朝のクモに喜び、良い夢を見たと喜び、星占いも運勢が良かったと喜んでいた。
 これを立ち聞きしたブラッチャー達は、彼を罠にはめる。カラスや黒猫に彼を襲わせ、霊柩車のラジコンで道路に飛び出させて、本物の霊柩車に轢かせる。
 ボロボロになったはまかぜの前に、易者姿のブラックが。ブラックは「今日あなたを尋ねた人物があなたの幸運を吸い取り、替わりに悪運をもたらしている」と告げ、お祓いしてやるからと鳥取砂丘に向かうように言い、メモを渡す。
 その砂丘には、ドジラス達が地雷を埋めていた。
 その夜、のぞみ達を砂丘に連れ出すはまかぜ。ブラックは正体を明かして逃亡するが、これは罠。ヒカリアン達を地雷のある場所に誘い出そうと言うのだ。
 だが、地雷を何処に埋めたか分からないと聞いて、彼は慌てて立ち止まる。そこに怒りのはまかぜが。ぶっ飛ばされたブラックは何とか着地するものの、そこは地雷の上。ブラッチャー達は爆発に吹っ飛ばされる。
 「僕達よく地雷踏まなかったね」と言うつばさに、はまかぜは「それだけ運が良かった」と苦笑する。
 その後砂丘には、良い行いをして運を良くする為にと、ゴミ拾いをするブラッチャーの姿があった。
●登場キャラクター(太字は初出、斜体は本編未登場)
のぞみ、ひかり、ウィンダッシュ、つばさ、はまかぜブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、未知アンナ
●今日の一言
「それだけ、運が良いんだよ」(はまかぜ)
●一口メモ
・アンナは「鳥取に砂漠があるのは怪しい」という事で、パワーブロックがあると思った。
・のぞみはおみくじで凶、ひかりは大凶を引いた。
・のぞみ達は何しに三仏寺まで行ったの? まさか遊びか?
・つばさは自分の目の前に下がってきたクモを見て悲鳴を上げた。
・ブラッチャー達ははまかぜを不幸な目に遭わせる度、自分達も同じ被害を受けていた。
・地雷を埋めた場所が分からないのに、ブラックは何の為にはまかぜにメモを渡したの?
・ブラッチャーよ、地雷を埋めた場所が分からないなら、はまかぜみたいに地面スレスレを飛んで逃げれば良かったんじゃないのか?
・はかまぜの必殺技は「日本海パワー」と称した体当たり。

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