第64話 ブラック将軍の野望 |
脚本=井上敏樹 |
絵コンテ=上島 光 |
演出=藤本ジ郎 |
作画監督=安藤義信 |
●ストーリー パワーブロックを求めて四国にやって来たのぞみ達。土佐電鉄にパワーブロックの事を尋ねてみた所、「郊外の森に謎の物体が落下した」と言う情報を入手した。 そこに電話がかかってきて、土佐電鉄は会議に出かける。彼は観光客が減っている事に悩んでいたのだ。 一方ブラッチャー達も四国にやって来ていた。四国が日本とは別の国であると勘違いしていたブラックは、四国の主になろうと考えており、それに目を付けたのは土佐電鉄。彼はブラックを「ブラック将軍」として、高知観光の新たな目玉に据える。 片や一週間もパワーブロックを捜していたのぞみ達は、一向に成果が上がらず疲れ果てていた。そんな時、近くに住む農夫の老人が彼らを家に招いてもてなす。老人は飛吉という賢い猿との二人(?)暮らしであった。 そんな折、のぞみ達はブラッチャー達が高知の人気者になっていた事を知る。 そのブラッチャー達は退屈な毎日を過ごしていた。「やっぱり俺様達にはヒカリアンが必要なのだ!」という事で、ブラックは土佐に命じて、県民にパワーブロックを捜させる。 そのパワーブロックは、何と老人の漬け物石だった。そこにのぞみ達が現れる。ブラックは用意させていた軍隊にのぞみ達を攻撃させようとするが、軍隊はハリボテ。 驚くブラックに、更に土佐は「あんたの役目はもう終わった」と、今度は飛吉を将軍に据え置く事を告げる。「俺様は猿以下だと言うのか……」と落胆するブラックはのぞみ達にぶっ飛ばされ、ヒカリアン達は二個目のパワーブロックを入手するのだった。 |
●登場キャラクター(太字は初出、斜体は本編未登場) |
のぞみ、つばさ、土佐電鉄、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、テツユキ、ミナヨ、未知アンナ、飛吉(サル) |
●今日の一言 |
「今日から、もっと話題性のある新将軍が即位する」(土佐電鉄) |
●一口メモ |
・土佐電鉄は「高知観光協会」に務めている。普段は背広を着込んでいる。 ・パワーブロックが落下したのは約一年前。 ・高知観光協会の応接間の壁には、「高知はよいとこ みつよ」という色紙がかかっている。 ・土佐電鉄の額の行き先プレートは「会社」になっていた。 ・のぞみ達は一週間森の中で発掘作業をしていた。 ・何でブラックはパワーブロックの巻物なんて持ってたんだろう。 ・のぞみ達は、パワーブロックが自分達の目の前で漬け物石に使われているのを見ても全く気づかなかった。 ・老人が持ってきたパワーブロックは、ぬかみその匂いが染みこんで取れない。 ・老人には賞品として、ブラックのサイン入り漬け物石が送られた。 ・のぞみは「パワーブロックを渡すんだ!」と現れたけど、ブラックにお礼ぐらい言ってもいいんじゃないの? ・土佐電鉄って結構ドライだな。 ・取り立てて悪い事をした訳でもないのにぶっ飛ばされるブラックって一体……。 |
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