第63話 巨大マリモ出現! |
脚本=黒田洋介 |
作画監督=谷口嘉浩 |
演出・絵コンテ=大関雅幸 |
●ストーリー 北海道の阿寒湖で、森林伐採をするブラッチャー達。その後、北海道の街が次々と襲われる事件が起こる。 のぞみ達は北海道の特急、おおぞらと合流して捜査に乗り出す。どういう訳かやられた街の建物は、みな帯電していた。アンナは誰かがパワーブロックの力で悪事をはたらいていると言い、ウィンダッシュの分析で、原因が阿寒湖にあるらしい事を突き止める。 阿寒湖では相変わらずブラッチャー達が森林伐採を続けていた。そこにやって来たのぞみ達は街の襲撃がブラッチャー達の仕業だと考えるが、彼らはゴルフ場を建設しようとしていただけで、無実だった。とすると、街を襲ったのは……? そこに湖から巨大なマリモ『マリモン』が現れる。マリモンは電気で攻撃をしてくるが、のぞみは盾で電気を吸い取る。そこでマリモンは、今度は電気を吸収し始めた。 「電気マリモと言うのは聞いた事が無い」というおおぞらは、どこかに原因があると考えて周囲を見回す。すると、ブラドーザーのアースが阿寒湖に入り、電気を流し込んでいた。そこでおおぞらはレールの上を走り、ブラドーザーのアースを切断して電気を止める。 湖に電気が流れてこなくなった為、マリモンは大人しくなって湖に帰る。事件は解決したが、ゴルフ場計画がダメになったブラッチャー達は「マリモのバカーッ!」と湖に叫んでしまい、マリモンとパパマリモンに追いかけられるのだった。 |
●登場キャラクター(太字は初出、斜体は本編未登場) |
のぞみ、ウィンダッシュ、救急あずさ、おおぞら、ひかり、ポリスウィン、ネックス、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、ブラドーザー(ブラッチャーロボ10号)、テツユキ、未知アンナ、マリモン、パパマリモン |
●今日の一言 |
「電気が無くても、ディーゼルエンジンだから大丈夫!」(おおぞら) |
●一口メモ |
・ブラドーザーは今までのブラッチャーロボと同じくコクピットブロックが付いているが、ウッカリー達が遠隔操縦で動かしている。 ・おおぞらは百体ヒカリアンのおおぞらと異なり、白と赤のカラーリング。 ・おおぞらはのぞみ達とは逆方向から走って来たが、顔はのぞみと同じ方向から出現した。 ・のぞみは帯電した建物にさわって感電した。ヒカリアンモードでは盾が無いとエネルギーに変換出来ないらしい。 ・アンナは壊れたTVに映ってのぞみ達に指示を出した。 ・ウィンダッシュは被害に遭った五つの街を線で結んで、怪しい場所が阿寒湖である事を突き止めた。 ・後ろを走るブラドーザーにのぞみ「うるさいなー!」八つ当たりにしか見えないんですが……。 ・マリモンは触覚が生えた巨大なマリモで、大きな一つ目が付いている。下半身が藻で出来たタコ足のようになっていて、それで移動する。 ・テツユキは今回もナレーションだけで出番が無い……と思っていたら、「出番が無い!」と言って顔を出した。 ・ブラッチャー達はゴルフ場の建設に夢中で、マリモンの存在に気がつかなかった。 ・アンナはマリモンの電気で充電する為に、何の前触れもなく現れた。その後、マリモンが電気を吸い取り始めた途端に逃げ出した。 |
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