第61話 古代列車文明 |
脚本=黒田洋介 |
絵コンテ=伊達勇登 |
演出=石堂宏之 |
作画監督=箕輪 悟 |
●ストーリー 桜島が噴火し、そこから奇妙なエネルギーが検知される。未知アンナはこれがパワーブロックのせいだと言い、つばめからも桜島の梺から奇妙な線路が発見されたと報告があった。 さっそく九州に向かうのぞみ達。つばめと合流し、発見された線路を走っていた一同は、古びた遺跡にたどり着く。 ドクターによると、これは「古代列車文明」の遺跡だと言う。遺跡のレールで遊んでいたのぞみ達はドクターに怒られるが、その間に、遺跡を歩いていたつばめは遺跡の仕掛けによって連れ去られる。彼を助けようとしたのぞみ達だが、遺跡の仕掛けに阻まれる。 一方つばめは、何故か遺跡から歓迎を受けていた。その頃ドクターは、遺跡のセンサーを出し抜くには時速400キロで走ればいい、と結論を出す。何とか400キロを出して遺跡の最深部に突入したのぞみは、そこでつばめに再会すると共に、遺跡の主らしかった人物の石像を発見する。 その石像は何とつばめにそっくりで、その為つばめは遺跡から歓迎されていたのだ。そしてその石像の側にはパワーブロックらしき物が。 意気揚々と遺跡のコアを持ち帰ったのぞみ達だったが、それはパワーブロックではなかった。 |
●登場キャラクター(太字は初出、斜体は本編未登場) |
のぞみ、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、E2、つばめ、ひかり、ラピート、はやぶさ、さくら、ふじ、ひたちレッド、ひたちブルー、ひたちイエロー、ひたちグリーン、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、未知アンナ、テツユキ |
●今日の一言 |
「でも……少し残念だったような気がするでゴワス」(つばめ) |
●一口メモ |
・タイトル前のアバンでテツユキがナレーション。でも本人は本編には出てこない。 ・つばめは鹿児島弁で話す。 ・ドクターはつばめと顔見知りだった。 ・「古代列車文明」は、列車博士の列車太郎が唱える学説。 ・古代列車文明の説では、地球上の列車は人間が作ったのではなく、元々そういう文明があったらしい。ドクターも「とてもウソっぽい」と思っていた。 ・のぞみとE2は、遺跡のレールでジェットコースターごっこをしてドクターに怒られる。 ・遺跡の壁にはモアイもどきやイカ、タコの彫り物がしてある。 ・つばめは三本のツメが付いた金属製のアームにさらわれた。 ・遺跡には侵入者撃退用の仕掛けがある。 ・遺跡はつばめに肉や魚、果物のほか、何故かケーキなどの加工食品まで用意していた。 ・ドクターはヒカリアンより少し小さい位の大きさの箱型コンピューターで必要速度を計算した。 ・E2はスピードに自信があるそぶりを見せたが、必要なスピードが400キロだと聞かされて、爽やかに逃げた。 ・今回のE2はまるで役立たずだ。 ・遺跡のコアは、下にトゲ型の足が数本付いた水晶球。のぞみが片手で持てる大きさ。 |
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