第55話 オバケのぞみ

脚本=荒木憲一
作画監督=谷口嘉浩
演出・絵コンテ=大関雅幸
●ストーリー
 のぞみは恐山で(自称)霊媒師のはつかりにパワーブロックの所在を占って貰うが、はつかりは肝心なところで倒れてしまう。
 諦めて帰路につくのぞみだが、雷に打たれて墜落してしまう。やがて気がつくのぞみだったが、その身体は何と幽霊になっていた。
 一方ブラッチャー達はリンゴ型爆弾を製造中。これを発見したのぞみは仲間の元へと急ぐが、誰ものぞみに気がつかない。ようやくのぞみは自分が幽霊になってしまっている事に気がついた。
 幸い(?)はつかりにはのぞみの姿が見えたので、彼に協力を求めるが、実は幽霊嫌いのはつかりは即座に断る。そこでのぞみははつかりを脅しにかかる。
 片やブラック達は「ミス・りんご」に変装してひかり達にリンゴ型爆弾を渡すが、そこにのぞみから逃げてきたはつかりが爆弾の台車に突っ込み、リンゴ爆弾はブラッチャー達の方に転がっていく。
 間一髪はつかりは台車から飛び降りて、ブラッチャー達は今日も吹っ飛ばされる。一安心したのぞみにチクリとした痛みが。気がつくと、彼は元の身体に戻っていた。のぞみの身体を発見したあずさが、注射でのぞみを元に戻したのだった。
●登場キャラクター(太字は初出、斜体は本編未登場)
のぞみ、ひかり、ウィンダッシュ、つばさ、救急あずさ、E3、はつかり300X、ドクターイエロー、マックス、ポリスウィン、ソニック、ネックスブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリーテツユキ、ミナヨ、未知アンナ
●今日の一言
「頼りない霊媒師だなぁ〜……」(のぞみ)
●一口メモ
・はつかりは100体ヒカリアンのはつかり(はつかりR)とはデザインが異なる。
・はつかりは「先生」と呼ばないと怒る。さらに、いつも占いの肝心なところで意識を失う。
・ひかり、つばさ、E3の三人は、のぞみを待っている間、青森のねぶたを見学していた。
・幽体離脱したのぞみ、散々喋ってから「僕の身体が、まるで幽霊のように!」もっと早く気づけ!
・はつかりは幽霊が恐いくせに、怪奇ビデオを見ていた。
・はつかりが霊と対話出来るというのは、実は単なるパフォーマンスだった。
・ユーロスターといい、前回のワイドビューといい、こいつといい、ヒカリアンは反社会的なのが多いな。
・何であずさは一人だけ山の中をうろついてたんだろう。

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