第4話 ゴンスケの願い

脚本=雪室俊一
演出・絵コンテ=楠根 彰
作画監督=箕輪 悟
●ストーリー
 日本で最も古いディーゼルカー、ゴンスケが突然盗まれた。犯人はブラッチャー達だ。ブラッチャーは、彼の願いを叶える代償としてヒカリアン達を攻撃させる。
 ゴンスケを攻撃できないマックスはボロボロにされ、さらにゴンスケはブラックの口車に乗ってヒカリアンを悪だと思いこんでしまう。
 その頃、ヒカリアン達は何故ゴンスケがブラッチャーに加担しているのかを考えていた。ミナヨの「言う通りにすれば、ヒーヒーカレーを食べさせてやるとか言って……」の一言がきっかけとなり、のぞみはゴンスケが何かを望んでいる事に気づく。
 早速ヒカリアン達はゴンスケに接触し、何故こんな事をするのか訪ねる。畑と山しか見た事の無かった彼は、海が見たかったのだ。ゴンスケはのぞみに今の自分の姿を見せられ、ようやく騙されていた事に気づく。怒ったゴンスケによってブラッチャーは撤退。
 のぞみ達はゴンスケの願い通り、彼に海を見せる。海を見て感激したゴンスケは、もう少し走り続ける事を決意。ゴンスケの車体には、夕日に照らされる海が映っていた。
●登場キャラクター(太字は初出)
のぞみ、ひかり、マックス、救急あずさブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、テツユキ、ミナヨ、ゴンスケ
●今日の一言
「これが……これが海だかぁ! こんなに広いだかぁ!」(ゴンスケ)
●一口メモ
・ゴンスケの正式名称は、南部縦貫鉄道キハ101系。実は百体ヒカリアンの一体。
・ブラッチャー基地の1階は車両基地になっていて、ブラック達の後部車輌が停めてある。
・ゴンスケの声にはロボットっぽいエフェクトがかかっている。
・ゴンスケに装備された武器の名はブラブラ砲。排気ガスを噴き出して攻撃する。
・ブラックは黒雲から目だけを赤く光らせてゴンスケに指示を出していた。
・マックスを撃退したゴンスケ、ブラックに「ところで、今のは誰だ?」攻撃する前に聞け!
・ウッカリーは自分達が悪役だと自覚していた。
・ミナヨは強い方の味方。
・ミナヨに対してテツユキ「こんな時に自分の店の宣伝しないでよ〜」しょうがないよ。
・救急あずさって注射マニアなのかな。
・えらく強気だな、今回ののぞみは。
・のぞみは自分の盾を鏡のようにし、さらに巨大化させてゴンスケの姿を映してみせた。
・ブラブラ砲はブラックに対しても効果がある。
・ラストの夕日のシーンで、のぞみとひかりが巨大化していた。
・ゴンスケ「ン〜ダバビボビボ〜!」何の事だ。

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