第49話 捻れ!スカイ・アキレス腱固め

脚本=黒田洋介
絵コンテ=羽原信義
演出=随行央吾
作画監督=安藤義信
●ストーリー
 世界格闘選手権のチャンプになったブラック。さして興味のなかったひかりや300Xを尻目に、挑発に乗ったネックスとマックスがブラックに挑むが、あっさり敗れ去る。
 ブラックは一躍人気者となり、ミナヨも彼のファンに。ブラックは次の対戦相手としてのぞみを指名する。
 ひかりも「ここまで言われて引き下がれるものか」と、のぞみを特訓する事に。過酷な特訓を経て、ついにのぞみとブラックの対戦の日がやって来る。
 パワーアップしたのぞみだったが、それでもブラックには及ばない。ブラックは一気に勝負をかけようとのぞみに突っ込むが、何故か突然立ち止まってしまう。
 その時テツユキはブラックの背中からコードが伸びているのに気づいた。実はドジラス達がコントローラーでブラックを操作していたのだ。
 割って入ったテツユキとドジラスがコントローラーを取り合い、ブラックは滅茶苦茶に動き出す。その隙を突いて、のぞみは必殺の「スカイ・アキレス腱固め」で勝利を収め、新チャンプとなる。
 一方ブラッチャー達は、再び返すアテの無い借金に追われる生活に逆戻りしてしまうのだった。
●登場キャラクター(太字は初出)
のぞみ、ひかり、300X、マックス、ネックスブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、テツユキ、ミナヨ、鳥 建男、キ100、セガールクン、シュワッチャン
●今日の一言
「光エネルギー全開!」(のぞみ)
●一口メモ
・ブラックが出場していた格闘大会は、「世界格闘選手権スーパーアルティメット大会」。 ・ブラック「俺様は誰にも負けるつもりは無い! 例え相手が、ヒカリアンでもだ!」いかにもこれまでヒカリアンとは闘ってないような口振りだけど、たった今キミがぶっ飛ばしたキ100ってヒカリアンじゃなかったっけ?
・ちなみにこのキ100、設定画の注釈によると「黒人ファイターの代わりのキャラ」なんだとか。
・ブラックが借金を返し終えるまで、合計1203回防衛戦に勝ち続ければ良かった。
・ヒカリアンは四六時中ブラックをモニターで映しているのかな。
・ひかりが行ったのぞみの特訓は以下の通り。
 走ってくる新幹線を避ける特訓。
 セミビークルモードで、何台もの客車やディーゼルカーを九州まで引っ張る特訓。
 食事を我慢して、本能を呼び覚ます特訓。
・結城本舗から「暗黒エキス入りブラブラチョコ」が発売。
・ブラブラチョコはもっと上手に使えないか? 洗脳とか。
・ブラックは「えらい人トーク」という番組に出演していた。他の出演者はセガールクンとシュワッチャン。
・テツユキ「何で今まで気がつかなかったんだろう!?」全くだ。どこに目つけてんだよお前ら。
・ブラックをコントロールするリモコンは「リモコンヒカリアン」の巨大版で、ドジラス達が抱えるほどの大きさ。

戻る