第3話 ゆうれい機関車 |
脚本=雪室俊一 |
演出・絵コンテ=上島 光 |
作画監督=阿部宏幸 |
●ストーリー つばさに乗って米沢に向かうテツユキとミナヨだったが、踏切を通過しようとしたつばさの目の前を、突如SLが横切る。しかもそのSLはすぐに消えてしまった。ひょっとしてSLの幽霊? お化けが怖いつばさは山形行きが恐ろしくなる。 そこでのぞみは、つばさの前を走って幽霊の正体を突き止める事を提案。再び現れたSL。のぞみは不自然な光を見つけ、これがブラッチャーの仕業である事を見抜く。霧でスクリーンを作り、SLの映画を映していたのだ。 幽霊の正体が分かったつばさは安心する。だが、これもブラッチャーの作戦の内だった。わざとSLが映画だとばらしておいて、油断したつばさを本物のスモークジョーと激突させるつもりなのだ。 後日、同じ場所に現れるスモークジョー。つばさはブラックの思惑通り、スモークジョーに突っ込んで行こうとする。だが、そこにのぞみが現れ、つばさを止めにかかる。マックスの助力もあり、つばさは危ういところで激突を免れる。 何故罠が見破られたのかと驚くブラック。実はのぞみが映写機のレンズにバツの字を書いていた為、バツの字が映らないスモークジョーが本物だと分かったのだ。ブラックは捨て台詞を残すと、部下達を連れて退却していった。 |
●登場キャラクター(太字は初出) |
のぞみ、300X、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、つばさ、マックス、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、スモークジョー、テツユキ、ミナヨ |
●今日の一言 |
「何で踏切にSLが居るんだ!?」(つばさ) |
●一口メモ |
・テツユキとミナヨは、ミナヨの父に貰った割引切符で米沢に向かっていた。 ・つばさは「そのSL(D51)には車輪が無かった」と言っていたが、実際はちゃんとあった。 ・つばさ「とにかく、山形行きは勘弁してくださぁ〜い!」何でそんなに訛ってるんだ。 ・のぞみは映写機のレンズに、習字で使うような筆で大きく“×”の字を書いた。 ・でも黒いSLを映す映写機のレンズに黒い墨で“×”の字を書いても見えにくいよなぁ。 ・のぞみは映写機のレンズに細工をした事をつばさに伝えていなかった! ・踏切に現れたスモークジョーに何の疑問も抱かず突っ込もうとしたつばさだが、そもそもスモークジョーと普通のSLではサイズも形状も全然違うと思うが。 ・ブラッチャーよ、作戦を行う前に映写機のチェック位しておいたらどうだ。 ・つばさは都合2回も急停車している。乗客も無事では済むまい。 |
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