第37話 踏切ジェッター海賊島へ |
脚本=荒木憲一 |
演出・絵コンテ=早川啓二 |
作画監督=本木久年 |
●ストーリー ある日踏切ジェッターとウエストが、ドクター達の目を盗んで出かける。 一方ブラッチャー基地でもブラックとドジラスがゲームに夢中になっている隙に、ウッカリーがコッソリ抜け出す。 海岸でウエストと踏切ジェッターが待っていると、そこにウッカリーがやって来る。実は彼らは遊び友達だったのだ。今日は何をして遊ぼうかというところに、地図の入ったビンが流れ着いてくる。 宝島の地図だ、と三人はのぞみの客車を持ち出して海に出る。しかし嵐に巻き込まれてしまい、即席ボートは波にのまれてしまう。 気がつくと、そこは地図に載っていた島だった。夢中になったウエストとウッカリーは島の中心に向かって飛んでいくが、飛べない踏切ジェッターは置いてきぼりを食う。 そこに、見るからに怪しい帆船が近づいてくる。しかも、その帆にはドクロマークが。海賊だ。 他方、洞窟にたどり着いたウエストらは踏切ジェッターが居ないのに気がついたが、突然出てきたコウモリに驚いて洞窟の奥に逃げ出す。 湖に到着した彼らは宝箱を発見するが、ウッカリーは突然現れた首長竜に箱ごと飲み込まれてしまう。追いついたウエストが首長竜をくすぐり、何とかウッカリーと宝箱を吐き出させる事に成功するが、今度は海賊に捕まってしまった。 二人は宝箱を取られ、海に投げ込まれかけるが、そこに踏切ジェッターがのぞみの客車で突撃。二人を助け出し、宝箱も奪い返す。 海賊達は大砲を撃ってくるが、踏切ジェッターがヤシの実を砲弾にして海賊船の横っ腹に穴を開け、沈没させる。 だが、帰路についた彼らはまたも嵐に巻き込まれ、宝箱は沈んでしまった。 海岸で冒険の事を思い返す三人。夕闇が彼らを包んだ。 |
●登場キャラクター(太字は初出) |
のぞみ、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、ウエスト、踏切ジェッター、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー |
●今日の一言 |
「それとも……夢だったのかなぁ……」(ウッカリー) |
●一口メモ |
・う〜む、今回も滅茶苦茶だ。 ・ブラックとドジラスは、ヒカリアン(のぞみ)を撃ち落とすシューティングゲームをしていた。 ・ウッカリー達はのぞみの客車を展開、ハンドソードをマストにして、即席イカダを作成。 ・ハンドソードが船のマストになる位大きかった! ・踏切ジェッターの目が飛び出して双眼鏡になる。 ・踏切ジェッターは、イカリで海賊船のマストをへし折った。 ・ウッカリー「バッハハーイ!」死語。 ・海賊船は客車の突撃で船体に大穴を開けられても平気だったのに、ヤシの実で開けられた小穴で沈没した。 ・海賊が叩き割って開けたはずの宝箱が、その後の嵐のシーンで元通りになっていた。 |
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