第35話 来日!ユーロスター

脚本=荒木憲一
演出・絵コンテ=楠根 彰
作画監督=箕輪 悟
●ストーリー
 フランスから、国交を深める為にユーロスターが研修にやって来る。しかし彼、性格に問題があり、初日から遅刻はするわ、無愛想だわ、速攻であずさを口説くわ。しかし、あずさはそれにOKし、一同はズッコケる。
 その夜ホテルで食事をするユーロスターとあずさ。ユーロスターは規則に五月蠅いひかりを鬱陶しがるが、あずさはそれが隊長の愛情だ、と言う。
 その後、ひょんな事からユーロスターはゴキブリが大の苦手であると発覚。それを見ていたドジラス達はブラックに報告し、ブラックは一計を案じる。
 その頃ゴキブリに飛びつかれたユーロスターは神経質なまでに手を洗い、発車時刻が迫る。急ぐように言うひかりに対し、ユーロスターは待たせておけと言い出す。あまりに横暴な彼の態度に、ひかりはとうとう堪忍袋の緒が切れ、ユーロスターを殴りつける。
 発車するユーロスターだったが、ドジラス達が彼にゴキボンバーを仕掛けていた。更にブラックは線路を切り換え、ユーロスターは活動を開始したゴキボンバーに錯乱。崖から転落しそうになる。
 駆けつけたひかりとあずさは何とか彼を停止させるが、ブラックの攻撃にピンチに。そこへ加勢したのはユーロスターだった。彼の活躍でブラックは撃退され、ユーロスターは悪態をつきながらも仕事に戻る。
 一方東京駅ではのぞみとドジラス達の追いかけっこが未だに続いており、出番が少なかったのぞみは「主役は僕だー!」と叫んでいた。
●登場キャラクター(太字は初出)
のぞみ、ひかり、300X、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、つばさ、マックス、救急あずさ、ソニック、ネックス、E2、E3、ユーロスターブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、ゴキボンバー(ブラッチャーロボ6号)、ミナヨ
●今日の一言
「一分一秒が、時には乗客の運命を左右する場合だってあるんだ!」(ひかり)
●一口メモ
・ユーロスターはフランス国旗型のパラシュートで降りてきた。
・ユーロスターは映画俳優でもある。
・何でこんな性格の悪い奴が送られてくるんだ。JHRは研修生を間違えたんじゃないのか。
・ユーロスターの口癖は「ツーン!」
・ひかり「映画俳優か大統領か知らんが」俳優と大統領は全然違うだろ!
・ミナヨは店の外を走っていたゴキブリを、わざわざ店から出て追いかけ始めた。
・ユーロスターよ、顔にゴキブリが飛びついたのに、何故手を洗うんだ。
・ユーロスター「一分や二分の遅刻がなんだ。文句を言う奴は乗らなくて結構」だったらヒカリアンなんてやめろよ。
・JHRの湯船には、緑のお湯が入っている。
・ブラック「上手くいったぞ、ウソみたい!」自信無かったのか。
・ひかりはワンタッチでユーロスターの連結器をはずした。
・それにしても、駅も何にも無いのに何で切り立った崖に向かう線路があるんだ。
・ユーロスターの必殺技は「ドーバークロス」。
・ドーバークロスを喰らった暗黒鉄球は粉々になった。
・ユーロスター「時間にうるさいニッポンの乗客を、待たせてるんでね」お前、何様のつもりだ!
・ゴキボンバーが縮んでいた。

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