第32話 銀色の恐怖!シルバーエクスプレス

脚本=荒木憲一
演出・絵コンテ=広川和之
作画監督=箕輪 悟
●ストーリー
 ある時、宇宙から銀色の塊が飛来し、その後銀メッキにつつまれて仮死状態になったひかりが発見される。
 一方、ブラッチャーの元には新ロボ・ゴリラードが送られていた。ゴリラードはミナヨを捕まえ、高層ビルを登り始める。
 その頃ステーションの動力室で急激に温度が上がりだした。原因はひかりを包む銀メッキだ。このままでは、基地はひかりごと爆発してしまう。
 こだ爺はスカイサンデーでひかりの銀メッキを剥がすように指示を出すが、コンピューターが使えない為、のぞみと連絡が取れない。
 片やミナヨはテツユキと特車隊が救出し、つばさ達の合体技、ライトニング・アタックでゴリラードは撃破される。
 他方、残り一秒という所でのぞみは間に合い、ステーションの爆発は回避されるが、同時にステーションの上空に見た事も無い銀色のブラッチャーの姿が浮かび上がる。
 そのブラッチャーは自らをシルバーエクスプレスと名乗り、「今回は挨拶代わりだ」と言い残すと消えてしまった。新たな敵の出現に、のぞみは拳を握りしめるのだった。
●登場キャラクター(太字は初出)
のぞみ、ひかり、300X、ドクターイエロー、ウィンダッシュ、つばさ、マックス、ポリスウィン、ソニック、ネックス、E2、E3、こだ爺、ポリストレーラー、テツユキロボブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、シルバーエクスプレス、ゴリラード(ブラッチャーロボ4号)、テツユキ、ミナヨ、ミナヨの父
●今日の一言
「何とか食い止めたようだなヒカリアンの諸君」(シルバーエクスプレス)
●一口メモ
・ひかりを覆った銀メッキの正体は、300Xにも分からなかった。
・ブラッチャー基地は隙間風に晒されている。
・のぞみはダメ元で、ゴリラードにハンドソードで攻撃した。
・ゴリラード、ガスタンクでお手玉。
・ガスタンクが花火のように爆発した。
・ゴリラードの操縦席は横方向に360度回転する。
・テツユキロボは垂直な壁を歩いて上れる。
・ゴリラードは高層ビルの屋上に登ってブラッチャーの旗を立てようとした。
・通信機が使えないのに、のぞみはこだ爺が寝た後、基地のピンチを察した。やっぱりのぞみとこだ爺はテレパシーか何かで繋がっているのか。
・ゴリラードの操縦ブロックは前回のサソリンガーに続いて脱出ポッドにもなっている。設定書によると「ブラッチャーボール」という名前で、「要するにタイムボカンのガイコッツ」なんだとか。
・ライトニング・アタックはつばさ、マックス、E2、E3の四人が輪になって手を繋ぎ発射。虹色に輝くスパイラルビーム。
・シルバーはタイトルの割に顔見せ程度にしか登場していない。

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