第23話 大陸横断ブラック鉄道 |
脚本=荒木憲一 |
絵コンテ・作画監督=広田正志 |
演出=日下直義 |
●ストーリー のぞみを生け捕ろうとしたブラッチャー達だったが、時刻表を間違えてウエストを捕獲してしまう。しかも捕まったウエストは大泣き。のぞみは間一髪離脱して事なきを得たが、ウエストとブラッチャー達はまたどこかの時代に転送されてしまった。 目が覚めたブラックは人々が列車強盗に襲われる場面に出くわす。ここは19世紀のアメリカ。西部開拓時代なのだ。 そんな時、ブラックは機関車の運転手に助けを求められる。この列車にはある重要な人物が乗っているらしいのだ。 最初は断ったブラックだったが、ミナヨそっくりの少女、ミーナに頼まれ、壊れた機関車の代わりに客車を目的地まで牽引する事を承知する。 だが、追ってきた列車強盗の銃弾がブラックの燃料パイプをかすめ、オイルが漏れ出す。するとミーナは危険も顧みず、自分のハンカチでパイプを修理した。 その後もブラックは列車強盗の妨害をはねのけ、目的地に到着し、ドジラス達とも無事再会する。ブラックはこの時代で生きていく決意をするが、ミーナにキスをしたウエストを殴ってしまい。泣き出したウエストにより現代に逆戻り。 ブラックは港でミーナのハンカチに別れを告げ、空に飛ばす。 後日、テツユキは歴史の教科書に「大統領を救った勇敢な男ブラックエクスプレス」という写真が載っていたのを見て驚くのだった。 |
●登場キャラクター(太字は初出) |
のぞみ、ウエスト、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、テツユキ、ミーナ、大統領(リンカーン?) |
●今日の一言 |
「本当に有り難う……」(ミーナ) |
●一口メモ |
・ブラッチャーは巨大U字磁石みたいな装置でウエストを捕まえた。 ・ブラッチャーはのぞみとウエストの見分けも付かないのか。形が全然違うだろ! ・おいのぞみ、タイムワープから自分だけ逃げるな! ・目が覚めたブラックは機関車に轢かれかけた。 ・ウエスト、高速で飛び回り、列車強盗の銃弾を全てつかみ取るという離れ業を披露。 ・ブラックの暗黒超特急形態は今回初登場。変形時、瞳が消えた。 ・ブラック、車輌形態で腕を出し、掌から煙幕。列車強盗の目をくらませる。 ・ミーナはミナヨとそっくりだが、金髪で、ミナヨに比べてかなり性格が良い。 ・渓谷で待ちかまえていた列車強盗の別働隊、ブラックが走ってくるのを見て「(仲間は)しくじりやがったな!」客車を牽引しているのがブラックなのは気にならないのか。 ・列車強盗の別働隊は、渓谷を爆破してブラック達を生き埋めにしようとした。 ・ミーナにキスされたブラックの全身はレスキューウィンばりに真っ赤になった。 ・テツユキは四年生の筈なのに、彼の社会の教科書には「5上」と書かれていた。 ・大統領の名前は作中出てこない。でも顔からして多分リンカーン。 |
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