第20話 ミナヨ大変身 |
脚本=井上敏樹 |
演出・絵コンテ・作画監督=越智一裕 |
●ストーリー ある夜、ミナヨは自分が巨大なモンスターに変身してしまう夢を見て飛び起きる。 さて、いつものように競争していたE2とE3、そして彼らを追いかけていたポリスウィンだが、彼らを突然光線銃が襲う。 一方名古屋に向かうテツユキとミナヨを乗せたのぞみの前にブラッチャー達が。変身しようとしたのぞみを例の光線銃が襲い、それを受けたのぞみは車輌形態のまま全く動かなくなってしまった。 実はこの光線銃はブラックの作った「ヒカリアンエネルギー収集装置」で、これで撃たれたヒカリアンは光エネルギーを抜かれ、ただの列車に戻ってしまうのだ。 主要メンバーをやられ、途方に暮れる一同。その時ミナヨの頭に昨晩の夢の映像が浮かび、その口許には笑みが。 その夜線路を走っていたスモークジョーの前にドクターが現れ、「ミナヨちゃんに気をつけろ」と言い残し倒れる。続いてテツユキの悲鳴が響き、頭から血を流したテツユキは「エイリアンが……」と口走る。そしてそこにはミナヨの姿が。 ミナヨは自らを「第3銀河からやって来たイザメル生命体」と名乗り、巨大なエイリアンに変貌する。ヒカリアンという邪魔者がいなくなったので、本性を現したのだ。 ドジラスはヒカリアンに助けて貰おうと、吸収装置を壊す。解放されるエネルギー。 が、突如エイリアンは消える。全ては自分の見た夢をヒントに得たミナヨが仕組んだお芝居だったのだ。復活したのぞみは、夜明けと共にブラッチャー達を倒すのだった。 |
●登場キャラクター(太字は初出) |
のぞみ、ひかり、300X、ドクターイエロー、つばさ、マックス、救急あずさ、ポリスウィン、ソニック、ネックス、E2、E3、ヒカリアントレーラー、ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリー、スモークジョー、テツユキ、ミナヨ、イザメル星人 |
●今日の一言 |
「引っかかったわね、ブラッチャー」(ミナヨ) |
●一口メモ |
・ミナヨの部屋にのぞみのポスター。 ・抜き取られた光エネルギー(ヒカリアンエネルギー)は、スモークジョー上部の「ヒカリアンエネルギー貯蔵タンク」に収容される。 ・前半、何故ブラッチャーはテツユキとミナヨを見逃したのだろう。 ・ブラックは、次回から「ブラブラブラッチャー」という番組を始めようとしていた。 ・何故かタンクではなく光線銃の方を壊すと、ヒカリアンエネルギー吸収装置の効果は切れる。 ・巨大エイリアンは300Xの「バーチャルホログラフシステム」の映像で、壊れたビルは取り壊し中のビルだった。 ・エイリアンの足音と地響きは、あずさがマックスのパワーハンマーで起こした。 ・「イザメル星人」って何? |
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