第1話 地球への道

原語版サブタイトル:MORE THAN MEETS THE EYE PART1
●ストーリー
 遠い遠い昔の事。宇宙の彼方にある機械惑星、セイバートロン星には、知性と感情を備えたロボット生命体、トランスフォーマー達が住んでいた。彼らは善のサイバトロンと悪のデストロンに分かれており、長い戦いで、セイバートロン星のエネルギーは枯渇寸前にまで追い込まれていた。
 そんな中、サイバトロンの総司令官コンボイは、部下の提案で、宇宙へエネルギー探索に出る事を決意。だが、デストロンの情報参謀サウンドウェーブとコンドルからの報告でこの事を知ったデストロンの破壊大帝メガトロンは、サイバトロンの追撃をたくらむ。宇宙空間での追跡が始まり、デストロンは牽引ビームでサイバトロンの宇宙船に乗り込んできた。たちまち船内で乱闘が開始され、その内に宇宙船は近くの星の引力に引かれ墜落。火山に激突し、両軍全員が機能停止する。
 400万年後の1985年、トランスフォーマー達が落下した惑星は地球だった。宇宙船が突っ込んだ火山の噴火で、船のコンピューターが再起動。機能停止したトランスフォーマーを復活させるべく、地球のマシンをスキャンする。皮肉にも、最初に甦ったのはデストロンのスカイワープだった。スカイワープはメガトロン、次いで他のデストロン達を再生させる。だが、スタースクリームの余計な攻撃の衝撃で、コンボイも復活。サイバトロンも復活を遂げる。偵察に出たハウンドとクリフは基地を建設中のデストロンを発見するが、クリフがハウンドの制止を振り切ってメガトロンを砲撃した事で、サイバトロンの復活はデストロンの知ることになる。
 デストロンは基地建設とエネルギー確保のため、原子力発電所、次いで海上油田を襲撃。そこにサイバトロンが駆け付け両軍入り乱れての大乱戦となる。形勢はサイバトロン有利に思えたが、メガトロンが退却ざまに放ったカノン砲が、油田基地の橋脚を破壊。サイバトロン達は海に投げ出される。そんな中、コンボイの耳に助けを呼ぶ声が聞こえて来た。見れば、スパイクとスパークプラグの親子が鉄骨の中に閉じ込められている。しかし、火の手はすぐそこまで迫っている。果たして間に合うのか……。(つづく)
●登場キャラクター
コンボイ、マイスター、プロール、アイアンハイド、ラチェット、ホイルジャック、サンストリーカー、ランボル、ストリーク、トレイルブレイカー、ハウンド、リジェ、クリフ、バンブル、ギアーズ、ゴング、ドラッグ、ロードホーラーメガトロン、スタースクリーム、スカイワープ、サンダークラッカー、サウンドウェーブ、フレンジー、コンドル、ジャガー、リフレクター、レーザーウェーブ、サンストーム、ホットリンク、ビットストリーム、ナセル、スパイク、スパークプラグ
●一口メモ
・最初に画面に登場したトランスフォーマーはホイルジャック。次いでバンブル。
・ホイルジャック達が集めたエネルギーは、オレンジ色の蛍光灯のような形。ホイルジャックいわく、「せいぜいもって三か月がいいところ」。
・ホイルジャックのセイバートロンモードは、ワゴン車のような形のエアカー。
・スタスクの初台詞「サイバトロンだ、やっちまえー!」声が全く別人(島香さん)だ!
・ホイルジャックとバンブルを襲撃したのは、スタスク、スカワー、サンクラの他、サンストーム(黄色)、ホットリンク(薄紫)、ビットストリーム(青)、ナセル(サンストームとホットリンクの間にチラ見出来る紺色)。サンストーム以下は2000年代になって名前と設定が追加された。
・スカワーとサンクラも声が別人だ(スカワーが城山さん、サンクラが石井さん)。
・バンブルのセイバートロンモードは、UFOのような形のエアカー。ただしタイヤがついている。
・ジェットロンのセイバートロンモードは三角錐型のジェット機。他に比べて玩具化の機会が多い。
・サウンドウェーブのセイバートロンモードは街路灯。
・コンドルのセイバートロンモードは、鳥頭が付いたようなUFO。……って事は、カセットモードがロボットモードにあたる形態なのか?
・コンボイに宇宙探索の提案をしたのはプロール。
・バンブル達の帰還先は『アイアコーン』。設定上はサイバトロンの首都。『マスターフォース』に登場した、人間がTFの核に変形したものとは多分無関係。
・サイバトロンの宇宙船の名は『アーク』。デストロンのは『ネメシス』。前者はマーベルコミック版で、後者はBWメタルスで名前が付けられた。
・コンボイが「どけ!」とマイスターを吹っ飛ばして宇宙船の操縦を変わるシーン、原語版だと、単に衝撃で吹っ飛んだマイスターの代わりに操縦席についただけらしい。
・コンボイ「船が落下してるぞ!」そりゃあ、全員が全員操縦そっちのけで乱闘に夢中になってたら……。
・スカワー「メガトロン様、とうとう復活の日がやって参りました」メガトロン「長い年月が過ぎ去った……」死んでる間でも時間の経過は分かるらしい。
・スタスク「命拾いしたなコンボイ。だがこのミサイル攻撃でお陀仏かもな!」どう見てもビーム攻撃なんですけど。
・コンボイのスキャン元は、黄色いトレーラートラック。
・クリフ「私も行って、デストロンの奴らを2、3人血祭りにあげてきます」危険な正義の味方だな。
スタスク「資材はどうするんですか?」→メガトロン「そんな事くらい自分で考えろ」→スタスク「(サウンドウェーブに)おい、何かいい考え無いか?」→音波「アレダ」→スタスク「発電所か。でも一人じゃ無理だ」→(フレンジーを借りてようやく)スタスク「よぉし、やってやる!」→スタスク「オレはいつか司令官になって見せるぞ。軍団の総指揮官にな」説得力が全く無いぞ。
・フレンジーがやたらと台詞が棒読みだ。
・クリフ「別にこの星に長居するわけじゃないぜ」エネルギーがあれば長居するんでは?
・メガトロンの横に側近のようにランボルがいた。
・コンドルは搭載しているレーザー砲だけ分離させて飛行させられる。
・ハウンドを引き上げたグラップル似のクレーン車は原語版で『ホーラー』と呼ばれていた事から、後年『ロードホーラー』というサイバトロンとして設定が付けられた。ビルドロンの元同僚らしい。
・スパークプラグ「何なんだ?」スパイク「巨大なロボットだ!」作業員「みんなで追い払っちまおうぜ!」何故に突如現れた巨大武装ロボットの軍団を見てそういう発想になる、作業員? スパナ投げつける前に逃げろよ。

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