〜レストラン〜

ナイトビート「イエロー、今日は久しぶりにフランス料理でも食べに行きませんか?」

イエロー「お、いいねぇ」

ナイトビート「いかがですか、ビューティさんも?」

ビューティ「はい、喜んで♪」

ナイトビート「そう言えばお二人とも、『レストラン』って単語、実はフランス料理の名前だったってご存知ですか?」

イエロー「ええ?」

ビューティ「そうなのですか?」

ナイトビート「ええ。元々レストランと言うのは、フランス語でブイヨンという料理の名前でした。
このブイヨンという料理は、牛肉や鶏肉を麦、ブドウなどと一緒に蒸留したものですが、滋養豊富で元気が回復できることから、レストランと呼ばれるようになりました」

イエロービューティ「へぇ〜……」

ナイトビート「つまり、レストランって言葉の本来の意味は、『力をつける』とか『元気を取り戻す』って意味だったんで、料理の内容にふさわしく『レストラン』ってつけられたって訳です」

イエロー「ふ〜ん」

ナイトビート「やがて18世紀の末ごろ、パリの街に『レストラン』って名前の料理店があらわれて大繁盛。
その結果、レストランは料理の名前でなく、料理店の呼称として広まっていったんだそうです」

イエロー(……ねぇビューティ、何でセイバートロニアンのナイトビートが、こんな事に詳しいわけ?)

ビューティ(さあ……)

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