〜印刷〜

アカサカ「こなたちゃん、頼まれてた同人誌、取り寄せといたよ」

こなた「おお〜、ありがと〜! やっぱり持つべきものは馴染みのお店だねぇ♪」

アカサカ「どうも。同人誌と言や、こなたちゃん、水にも印刷が出来るって知ってたかい?」

こなた「え、なんですと!?」

アカサカ「そもそも、最も古い印刷法は木版刷りで、中国では唐の時代から行われてたんだ。
現存する世界最古の印刷物は、法隆寺所蔵の『百万塔陀羅尼』なんだって」

こなた「まんだらに……?」

アカサカ「違うって……。で、その後グーテンベルクの活字印刷の発明で、
印刷技術は急速に進歩したんだけど、近日、電子印刷が開発されてさらに画期的な進歩を遂げた」

こなた「ふむふむ……」

アカサカ「電子印刷ってのは、1万5000ボルトの+の静電圧を印刷したいものに、−の静電圧を粉インクにかけると、
−の粉インクが+にひかれて印刷したい物にそのままの形で写ってしまうって仕組みなんだけど、これを用いれば水にも印刷できるんだってさ」

こなた「なるほどなるほど……じゃあ、お風呂の水面に萌えキャラのヌードイラストを印刷する、なんてのも……」

アカサカ「……こなたちゃん、オッサン臭いよ……」

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