〜紙幣〜

アキバ「そう言えばアカサカさん、バジりんから聞いたんだけど、この間二千円札ゲットしたんだって?」

アカサカ「そうですよ。本当に久々に見たもんで、思わずゲットしちゃいました」

アキバ「そう言えばお札って、昔と今じゃデザインが変わってるんだよね。なんでなのかな〜?」

アカサカ「それは、同じ紙幣が長く流通すると簡単に偽造されやすくなるからなんですけど、
それ以外にも理由があって、生産コストの引き下げっていうのも理由の一つなんです」

アキバ「へぇ〜?」

アカサカ「紙幣の原価は原紙代+印刷費+人件費で、一万円札の場合は約19円、千円札の場合は約16円ほどです。
そこで、原価を上げずに効率よく紙幣を製造するために、紙幣は新しくなって、それぞれ一回り小さくなった、て訳です」

アキバ「そうなんだ〜」

アカサカ「それまでの一万円札は一枚の原紙から16枚しかとれませんでしたけど、新札じゃ20枚も取れて、生産性は25%も上がったんです。
それから、お札の寿命は大体2年と言われてて、1日に6トンから7トン、日本銀行から古くなったお札が運び出されてます」

アキバ「どろ〜ん?」

アカサカ「これらのお札は穴を三つ開けられて、溶解槽の水流でバラバラにされた後、製紙会社で段ボールに作り替えられるんだそうです」

アキバ「どろ〜ん、驚きだねぇ! お札と言えばさ〜、Tくんたら、いくらお札積んでも抱いてくんなかったんだよねぇ……」

アカサカ「……そちらの家庭事情は知りませんがな(汗)」

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