〜美術館〜
アカサカ「いらっしゃい、ゆのちゃん」 戻る
ゆの「あ、こんにちは店長さん」
アカサカ「楽しそうだね。何かいい事あったの?」
ゆの「これから宮ちゃん達と隣町の美術館に行くから、ノート買いに来たんです」
アカサカ「成程ね。そう言えばゆのちゃん、世界最大の美術館って、どこだか知ってる?」
ゆの「え、どこですか?」
アカサカ「まず規模で言うと、ロシアのレニングラードにあるエルミタージュ美術館で、
陳列室は全部で322室、これらを全部見学しようとすると、24kmも歩かなきゃならないんだ。
考古学的な発掘品も含めれば、その収蔵品は300万点もあるんだぜ」
ゆの「24キロ!? 300万点!?」
アカサカ「すごいだろ。あと、最も巨額の基本財産を持ってるのは1974年1月にカリフォルニアのマリブに設立されたJ・ポール・ゲティ美術館なんだ。
この美術館は石油財閥のJ・ポール・ゲティによる7億ポンド、日本円で言うと約4,800億円もの寄付金で設立されたもので、
その後10年の歳月と10億ドル、つまり1,100億円ものお金を費やして、1997年12月にゲティ・センターがロサンゼルスにオープンしたのさ」
ゆの「な、なんか想像もつかない金額ですね……」
アカサカ「設計は建築家のリチャード・マイヤーで、750エーカーの土地に美術館を中心とした五つのパビリオンがある。
因みにこの美術館、なんと入場料は無料なんだってさ」
ゆの「無料!? 本当に!?」
アカサカ「国自体スケールがデカイけど、やる事もスゲェよな」