〜みつまめ〜

ハート「はい、ゆのさん。抹茶あんみつ、お待ちどう様」

ゆの「頂きま〜す♪」

宮子「はいはーい! ここで宮子から問題です。みつまめの発祥の地はどこでしょう?」

ゆの「うわっ! 宮ちゃん、ビックリした。えーっと……銀座?」

宮子「ブッブー! 答えは浅草でーす!」

ゆのハート「へぇ〜……」

宮子「今みたいなみつ豆が登場したのは、明治20年ごろって言われてるんだ。
浅草のあるお店で洋銀のボールに寒天やあんずを盛って、そこに切り餅を飾りに載せた『蜜豆ボール』っていう名前で売り出されたのが最初なんだって」

ハート「へー……」

宮子「おや、ハートマン殿もご存知なかったようですな?」

ハート「は、ハートマン?(汗)」

宮子「それで、この浅草のみつまめは大評判で、大正の末期ごろには銀座の喫茶店でも売られるようになったんだ。
という訳でゆのっち、授業料にそのあんみつ、半分ちょうだい♪」

ゆの「もう、宮ちゃんったら。そんな事しなくても分けてあげるって……どうしたの、ハートちゃん?」

ハート「(ハートちゃん……?)いえ。仲いいですね、二人とも……(苦笑)」

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