〜髪の毛〜

ほむら「……なに、七海汐莉?」

汐莉「ほむらちゃん、相変わらず髪、綺麗ねぇ。妬ましいわ〜♪」

ほむら「……そう」

くれは「二人とも、コーヒー入りましたよ。って……なに、してるんです?」

汐莉「ほむらちゃんの髪が長くてサラサラで綺麗な黒髪だから、触らせてもらってたの〜♪」

くれは「はぁ、そうですか。……長くて綺麗な黒髪と言えば、昔、ギネスブックに載ってた世界一長い髪の持ち主は、日本の女性だったんですよ」

汐莉「そうなの?」

くれは「ええ。その時の記録では2m32cmだったんだそうですが、2002年、タイのイー・セータオさんが
5m15cmという記録を出して、世界一の記録を譲ったんだそうです」

汐莉「ふ〜ん」

くれは「それから、髪の毛には直射日光から熱に弱い脳を守ると言う重要な役割がありますが、最も優れているのは黒人の方の髪なんだそうです」

汐莉「へぇ〜?」

くれは「髪の毛の中心部には空気をたくさん含んだ髄質と呼ばれる部分があって、これが断熱効果を持っていますが、
黒人の方のちぢれ毛は、毛と毛の間に空気がふんだんに含まれていますから、それが一層断熱効果を高めているんです」

ほむら「……どうでもいいけど、いい加減、私の髪の毛を離してくれないかしら」

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