〜梅干し〜

ハッピー「ゴホッ、ゴホッ……」

アカサカ「なんだ、ハッピー、風邪か?」

ハッピー「そういう訳じゃないんだけど……最近空気が乾燥してるから、喉、痛めちゃったみたい……」

アカサカ「ふーん。そうだ、ハッピー。のどの痛みには梅干しがいいらしいぞ」

ハッピー「そうなの?」

アカサカ「ああ。梅干しは唾液の分泌を活発にする作用があるんだ。この作用が、風邪でのどが痛い時なんかは、すげえ効果があるんだよ」

ハッピー「ふ〜ん」

アカサカ「さらに梅干しの酸っぱさは、喉頭線っていう気管の入り口にある分泌腺を刺激して、粘液の分泌を活発化するんだ。
この粘液は言わば潤滑油で、これによって声帯の摩擦が軽くなって、その結果、喉の痛みも和らぐって訳だ。ドロップやトローチ舐める前に、試してみたらどうだ?」

ハッピー「そうだね。でも店長、なんかお爺ちゃんみたいだね」

アカサカ「ぶっ飛ばすぞお前」

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