〜JIS規格とロボット〜
宮子「店長さ〜ん、これ頂戴」 戻る
アカサカ「『週刊ロボット』……。また珍しい物買うね。まぁ、こっちは商売だから別にいいけど……」
宮子「いやぁ、付録の組み立てキットに芸術心をそそられてしまいましてなぁ」
アカサカ「ふ〜ん。ところで、ロボットと言えば日本じゃJIS規格(日本工業規格)で産業用ロボットが六種類に分けられてるって知ってる?」
宮子「そーなの?」」
アカサカ「ああ。情報入力方法や教示方法によって変わってくるんだけど、
1:マニュピレーター…人間が操作するマニュピレーター。
2:固定シーケンス・ロボット…前もって設定された順序・位置・条件に従って作動する物。設定情報が困難なのが欠点。
3:シーケンス・ロボット…設定情報の変更が簡単な、固定シーケンスの改良タイプ。
4:プレイバック・ロボット…人間が操作教示し、それを記憶する。
5:数値制御ロボット…順序や位置を数値で指令し、作業を行う。
6:知能ロボット…人工知能によって行動を決定する事が出来る。
……ってな感じだ」
宮子「ふ〜ん。じゃあ、そこの前田さんは?」
サンクラ「……誰が前田さんだ」
宮子「え〜? だってサンダー“クラッカー”なんでしょ?」
サンクラ「そのクラッカーじゃねえ」
アカサカ「つーか、そもそもコイツは地球製ですらねえぞ……」