〜アイスクリームの天ぷら〜

イエロー「ただいま〜。いやぁ、今日もクライオテックに逃げられちゃったよ……」

ビューティ「くす、お疲れ様です。おやつにアイスクリームの天ぷらが出来てますよ」

イエロー「アイスクリームの天ぷら!? そんなの出来るの!?」

ビューティ「ええ。工夫すればアイスクリームの天ぷらだってあげられますよ。こういう時は、アイスクリームをカステラなんかで包むんです」

イエロー「カステラ?」

ビューティ「はい。カステラには空気がたくさん含まれています。そして空気は熱を伝えにくいんです。
ですから、カステラで包むと、アイスクリームを空気の泡で包んだのと同じ状態になって、アイスクリームに熱が伝わる前に、衣があがってしまう、というわけです」

イエロー「へぇ〜。……ところでビューティ、さっきから、台所から『パチパチ』って音が聞こえるんだけど……」

ビューティ「あ……。油を火にかけたままでした」

イエロー「ってお〜〜〜い!」

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