〜TFジェネレーションズ ジアクサス〜

サンクラ「サンダークラッカーだ。今日は『トランスフォーマー ジェネレーションズ(海外版)』のジアクサスを紹介するぜ」


サンクラ「ジアクサスは、元々マーベルコミック版の『トランスフォーマーG2』に登場した、コミックオリジナルのキャラクターだ。
冷酷な性格で有機生命体を生命だと認めてねえ。
トランスフォーマー同士の争いを宇宙の汚点だと考えてて、そんな同族間の争いから脱却した(と、少なくとも自分達では思ってる)
新世代のTFである自分達をセイバートロニアンと呼んでるぞ」


サンクラ「頭部アップ。コミックでは、赤いメットに黄色い顔、白を基調にしたボディだったが、頭部デザインはコミック版を概ね踏襲してるぞ。
ちなみにセイバートロニアンってのは、本来はセイバートロン星の住人を指す。
こいつらが名乗ってるセイバートロニアンってのは、元々デストロンだったTF達が、遥か太古に失われた“自己増殖能力”を、
オレ達が地球で機能停止してる間に再発見し、外宇宙で独自の帝国を築いていた、メガトロン様が指揮するデストロンとは全く別物のトランスフォーマーだ」


サンクラ「ウイングには、武器であるライフルが装着できるぞ」


サンクラ「ライフルを装備したところだ。コミックでは、パワーアップしたメガトロン様を倒すほどの実力を持ってたぞ。
上で言った通り、自分達を原始的な戦争衝動から脱却したって信じてたが、全てを食い尽くす謎の黒い霧・スウォーム
(正体はG2TFが自己増殖した時に発生した副産物で、『BW』に登場したエイリアンの前身だ)の出現で、
徐々に過去の暴力衝動を思い出して、理想と破壊衝動の間で狂気に陥り、最終的にはスウォームに食い尽くされちまった」


サンクラ「背中側。デカいキャノン砲を背負ってるぞ」


サンクラ「ウイングにはデストロンのエンブレムがついてる。
デザインはG2版じゃなくて、従来通りのデストロンマークだ。
まぁ、コイツはG2のジアクサスそのものじゃなくて、IDW社のコミック版に登場したジアクサスだから別に矛盾はしちゃいないな」


サンクラ「背中のキャノン砲を展開した所。ミサイルは後ろから押し出すと発射されるギミックだぞ。
スプリングギミックとは違って、誤発射される心配は少ねえな」


サンクラ「G2のジアクサスは、一度だけ『R.I.D』のシリーズ(『TFカーロボット』の海外版だ)で製品化されてる。
『BWリターンズ』のジェットストーム(日本未発売の“デラックス”クラス)を、ジアクサスのカラーに塗り替えた物だ。
ジェット機に変形するところと頬の部分にパイプ状のモールドがある以外は全く共通点がねえが、設定上はG2ジアクサスと同一人物だとされてたぞ。
管理人はこっちのジアクサスは持ってねえから、リペイント元になったジェットストームで勘弁してくれ」


サンクラ「紹介が遅れたが、このジアクサスは、『TFジェネレーションズ』で発売されたアルマダ スタースクリームのリデコだ。
頭部やジェット機の機首をはじめ、ウイングや尾翼なんかも新規パーツになってるから、印象はかなり違ってるな」


サンクラ「背中側だ。ジアクサスの背中のウイングがジェット時と同じ向きなのに対して、
スタースクリームは翼をビークル時から90度反転させてる。武器のウイングブレードが翼の中にきっちり納まってるってのも、ジアクサスとは違う部分だな」


サンクラ「それじゃ、トランスフォームだ!」


サンクラ「ビークルモードは宇宙ジェット機だ。
コミック版では、部下として二体で一機のジェット機に変形するコンバイナーって連中も登場したぞ。
こいつらはトイ前提じゃなかったからか、普通のアメコミに出て来る悪役みたいなデザインだったぜ」


サンクラ「今度はビークルモードでスタースクリームと比較してみた。
スタースクリームは一応アースモードだから、機首のデザインなんかは地球のジェット機に近いデザインだな。
対してジアクサスは、キャノピーなんかが独特のデザインをしてる」


サンクラ「ジアクサスの紹介は以上だ。それじゃ、次回をお楽しみに!」


戻る