〜ブラックエクスプレス〜

ウエスト「ウエストだよ! 今日ボクが紹介するのは……」


ブラック「ぬわっははははは〜! 俺様なのだ〜!」

ウエスト「うわっ!」


ウエスト「いきなり何するんだよ、ブラックエクスプレス!」

ブラック「とぼけるなぁ! お前が今回、俺様のトイを紹介しようとしていたことは、すでにバレているのだ! よって、今回は俺様が仕切るのだぁ!」

ウエスト「はぁ!?」

ブラック「俺様の事は、俺様が一番よく分かっているのだ! 文句はあるまい?」

ウエスト「む〜、そこまで言うなら……。その代わり、ちゃんと紹介するんだぞ?」

ブラック「おう、大船に乗ったつもりで、俺様に任せておくのだ! ぬわっははははは!」

ウエスト「不安……」


ブラック「では改めて。俺様ブラックエクスプレスは、『ヒカリアン』のシリーズで初めて登場したオリジナルデザインのキャラクターなのだ!
それまでは既存の特急車両をモチーフにしたキャラクターのみだったが、俺様は『暗黒超特急』という、独自の特急車両に変形するぞ」


ブラック「外装の他にも、拳やつま先のパーツは俺様専用の形状をしているぞ。いかに俺様が特別なキャラクターであるかが分かるな」

ウエスト「……あとで半分くらいのパーツがシルバーエクスプレスに流用されるけどね」

ブラック「……おしゃべりな男は出世しませんよ!」


ブラック「俺様の武器は、この二つの暗黒鉄球なのだ。持ち手の部分が折れやすいから、小さいお子様は取扱いに注意するのだ!」


ブラック「そして俺様のビークルモードはこれ。暗黒超特急だ。設定では、もともと普通の300系だったものが、俺様の暗黒エネルギーと合体して現在の姿になった、という設定だぞ。
そういう設定を持つのは、後にも先にも俺様だけなのだ!」


ブラック「そして……カモーン、昔の俺様!」

ウエスト「昔の俺様?」


ウエスト「うわっ、何だこいつ!?」

ブラック「ふふふ、驚いたか。こいつは『超特急』版ブラックエクスプレスなのだ!」


ブラック「実はいくつかのアイテムは『電光超特急』になった時に仕様変更されたものがあるのだが(例:初期に販売されたメンバーの目つきが丸っこくなったり、つばさの車体横の『400』が『JHR』になったり、E4の瞳が青から茶色になったり、など)、俺様はこの通り、両作品で最も違いが顕著なのだ。
目にTVアニメと同じように瞳が入ったり、この写真では分かりづらいが、ボディの塗装も艶のあるメタリックブラックから艶のないブラックに変わっているぞ!
OVAではこっちの瞳の無い方の姿がおなじみだな。だが、見かけは違っても、お茶目な俺様という事には変わりがないぞ!(注:OVA版のブラックの中の人は、『電光』と同じく千葉繁氏)」


ブラック「今度は背中だ。背中に貼ってあるシールも変更されておるぞ。右が『超特急』版で、左側が『電光超特急』版だ。
まぁ、背中のシールについては他の初期に出たヒカリアンたちも同様なのだがな」


ブラック「そしてこれは、『リモコンヒカリアン』版の俺様だ! サイズはキャラシリーズとほぼ同じだが、実際にはすべてのパーツが新造されているぞ!」


ブラック「背中側はこうだ。リモコンのコードを挿すためのコネクタがある他、ブースターの部分がアニメ設定に合わせてトゲになっているぞ!」


ブラック「さて、『電光超特急』のアニメでは、俺様は暗黒鉄球に変わって二丁の『暗黒マシンガン』を武器にしておる。これは『スペシャルセット02』で商品化されたぞ。残念ながら一丁だけではあるがな」


ブラック「暗黒マシンガンは、設定通り拳の部分を伸ばすことも出来るぞ」


ブラック「という訳で、覚悟しろウエスト! 三対一なら俺様達が勝つのだぁ!」


ウエスト「……三対一ならなんだって?」

ブラック「あ、いえ、スンマセン。嘘っす嘘。もう言いません」


ウエスト「という訳で、ブラックエクスプレスの紹介は以上だよ。それじゃ、まったね〜♪」

ブラック「何でこうなるの……」


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