ドイツに棲む小人の精霊の一種。妖精のブラウニーやホブゴブリンと同じように、家人の寝ている間に馬の世話や皿洗いなど家の仕事を手伝ってくれる。 その報酬として1杯のミルク程度のわずかな物しか求めないが、報酬を怠ると家を出て行ってしまう。積極的な性格の者は壁や天井を叩いて自分の存在をアピールし、家人と声だけで会話を楽しむようになるし、役に立つ忠告を与えてくれると言われている。 金属元素コバルトの由来にもなっている。 一方でRPGでは、TRPGの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』で、『小柄で犬に似た、鱗を持つ生物』として描写されたのがきっかけで、さらに『ウィザードリィ』の輸入版で、完全な狗頭として描かれたことが、現在のイメージを決定的な物にしてしまった。 同じく地面を司るノームに対しては異様な憎しみを抱いていて、彼らを見つけると容赦ない殺戮を行う。 戻る |