サマセット地方の妖精。姿ははっきりしないが、黒い色をしており、眼は燃えるように赤い。
 この特徴のために、魔犬の一種であるブラックドッグではないかとも言われているが、二本足で立って歩くのは確実で、背も高いという。
 人を驚かすのが好きで、暗い夜に突然不気味な声を立てたり、大声で笑ったりする。
 ある男がこの妖精に襲われた時に、ハシバミの枝を武器に一晩中闘ったところ、朝になったら消えたという話が残っている

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